よくあるご質問FAQ

中古車の売買と契約について

中古車を初めて買うとき注意することは?

大きく分けて機械部分・内装・外装の3方面から確認すれば良いでしょう。

  1. 機械部分についてはエンジンの調子・ハンドルの操作・ブレーキの効き具合
  2. 内装についてはシートやドアの汚れ・各種スイッチの動作確認
  3. 外装についてはボディのキズやへこみ・ボディの歪み・ボディの色
  4. また、タイヤ・トランク・ボンネットもとりあえず開けて中を覗き、整備記録簿にも目を通しましょう。 当然の事ながら、試乗をさせてもらいましょう。 疑問があればその場で中古車販売店の人に質問し、回答があやふやだったり、 対応が悪い場合はその中古車販売店で購入するのは避けた方が良いでしょう。
注文書にサインする前に注意することは?

ご契約を結ぶ時は、注文書をよく読み契約内容を確認します。 その際に裏面の特約事項も忘れずに読みます。特約事項を読む事によって契約後、 中古車販売店との金銭的トラブルを防げます。そしてまず中古車の購入価格、クレジット販売であれば頭金の金額や支払条件、 手数料、下取車がある場合は、その車の自動車税種別割をチェックし、トータルの価格を確認します。 最後に保証内容とその他のサービスをチェックします。以上の点を契約の際に確認し、注文書にサインしましょう。

  下取り車がない場合 下取り車がある場合
印鑑証明 ○(3枚)
車検証 ×
車庫証明
自賠責保険 ×
自動車納税証明書 ×
印鑑 ○(実印)

軽自動車の場合

軽自動車の場合は、自動車検査証記入申請書に必要事項を書き込み、認印を押して住所が確認できる住民票などを用意すればOKです。

車庫証明の取り方は?

所轄の警察署で申請します。自宅から直線で2km以内に道路からの出入りが出来る保管場所を確保し、 書類の申請を行うと車庫証明は発行されます。

車庫証明の申請に必要な書類

  1. 証明申請書
  2. 標章交付申請書
  3. 所在図(車庫付近の道路や建物など保管場所周辺の状況がわかる地図)
  4. 配置図(車庫に面した道路の幅や入り口、駐車スペース、寸法を記入)
  5. 自認書(自己所有の土地の場合)
  6. 保管場所使用承諾書(他人所有の土地の場合)

以上の書類と印鑑を用意し警察署の交通課窓口で申請の手続きをします。都道府県証紙代は都道府県によって多少異なりますが、2,600円程度です。これらの書類は警察署に揃っています。
※車庫証明を取らないと車の登録は出来ません。
予備知識:軽自動車の場合保管場所の住所によっては、車庫証明書を登録後に警察へ提出しなければなりません。

クレジット販売の場合、払い終わるまで所有者になれないの?
なれません。
お客様が使用者となっている場合、所有者は中古車販売店かクレジット会社となっており、勝手に中古車の名義変更や転売、廃車などはできません。ただし、クレジット会社によっては最初から所有者の名義を、お客様本人とするところもあります。
クレジット支払いは終了していませんが、中古車の売買はできますか?
買い替えの方法としては、現在使用している車を下取りに出し残金を充当できます。
下取りに出してもクレジット返済額に満たない場合は、クレジットの残金を新しく購入する車のクレジットに上乗せすることで購入できます。多い分の残債を新たにローンを組んで売却することもできます。但し上乗せすることができるクレジットの残金には、上限がありますので詳しくは店頭にてご相談下さい。
自動車を業者に売りたいのですが?

自分の車の相場を中古車雑誌などで確認した上で、必ず2~3軒は中古車販売店を回ってみた方が良いでしょう。そして最低限、内装とボディはきれいにしておくこと。多少のキズは修理しないで、そのままにしておくほうがお得です。

買取の際に必要な書類

  1. 車検証
  2. 印鑑証明書
  3. 自賠責保険証
  4. 自動車税(種別割)納税証明書
  5. 印鑑(実印)
  6. 譲渡証明書
  7. 住民票

※引越しをしている場合‥項目番号6、7の書類については中古車販売業者の方で用意してくれます。
中古車販売業者には、いつ名義変更の手続きをしてくれるのかを確かめ終わったら、車検証の控えを必ず確認するようにしましょう。税金の関係もあるので、早めに名義を変えてもらいましょう。軽自動車の場合は、自動車検査証記入申請書に必要事項を書き込み、認印を押せばOKです。用紙代は手数料込みで80円程度です。

未成年でも中古車は買えますか?

買えます。しかし未成年者が所有者になる場合、登録が複雑なので親を所有者にするか、クレジット販売で他社の所有権を付ける登録の方法が良いでしょう。

現金販売・・・親が所有者で本人が使用者の場合に必要な書類

  1. 印鑑証明書(親のもの)
  2. 委任状(親の実印を押したものと、本人の認め印を押したもの)
  3. 車庫証明
  4. 住民票

クレジット販売・・・他社が所有者で本人が使用者の場合に必要な書類

  1. 住民票
  2. 印鑑(認め印)
  3. 委任状(本人の認め印を押したもの)

<軽自動車の場合>

軽自動車の場合は、印鑑証明書が必要ないので未成年でも簡単に所有者になることができます。

契約した後でもキャンセルできる?
できます。
ケースによっては実費の負担がある場合もあるので、契約書にサインする前にじっくり考えることが必要です。 キャンセルする時は、1日も早く中古車販売店に連絡します。手付金は戻りませんが、法律上は違約金を払う必要はありません。 しかし担当者との話し合いにより、ケースバイケースです。中古車販売店がすでに自動車を整備に出していたり、 オプション装備をすませてしまっている場合などはかかった経費を請求されることもやむを得ません。

自動車の登録方法

自分で自動車の登録できますか?

できます。中古車を買ったときは、所有者を自分の名前にするための移転登録(名義変更)の手続きをします。一度、廃車(抹消登録)されてナンバープレートがついていない場合は、新規登録になります。
※注)但し、当社にて購入して頂いた車の登録は、当社にて行います。

移転登録に必要な書類

  1. 申請書
  2. 手数料納付書
  3. 車検証
  4. 印鑑証明書(新・旧所有者)
  5. 委任状(新・旧所有者の実印を押したもの)
  6. 譲渡証明書
  7. 車庫証明書
  8. 自動車税(環境性能割・種別割)申告書
  9. 自賠責保険証明書(特に陸事には必要ない。新規の時のみ)

申請書、手数料納付書、自動車税(環境性能割・種別割)申告書は陸運支局に揃っています。
重要なのは譲渡書類で、この書類には新・旧所有者の住所と名前、旧所有者の実印が必要です。手続きは、新所有者の所在地を管轄する陸運支局で行います。陸運支局の管轄が同じ場合は書類の手続きだけですみ、管轄が異なる場合はナンバープレートが変更になるので、車を持ち込みます。ナンバープレートの費用は1,500円程度で、その他に登録印紙代500円、申請書30円程度が必要で、更に代書屋に代書を依頼する場合は別途料金がかかります。

<軽自動車の場合>

軽自動車の場合、自動車検査証記入申請書に必要事項を書き込み、新・旧所有者の住所と名前を記入して認め印を押し、住民票(住んでいると証明となる物)などを用意して申請します。用紙代は手数料込みで80円程度です。管轄が異なれば、ナンバープレートが変わりますが封印がないのでナンバープレートを持って行けば、車を持ちこむ必要はありません。ナンバープレート代は普通車と同じです。

クレジットが終了したのですが・・・
クレジットで中古車を買った場合、現在は中古車販売店かディーラー、又はクレジット会社が所有者となっています。クレジットが終了したら、所有者の名義を本人名義に変更できます。そのためには「所有権の解除」という手続きを行い、自分の必要な書類を揃えて管轄の陸運支局で、「名義変更」(移転登録)を行います。
友達から車を買いたい、手続きは?

まず手続きの前に、車検証上の所有者が誰かを確認します。所有者でなければ変更することはできないので、使用者になっている友達に、ローンの残金を支払ってもらう必要があります。また、ローンを支払い終わっていても所有者の名義を変えていない場合もあるので、その場合は友達が購入した店に下記の書類を持って行き、「所有権の解除」をしてもらいます。それから、友達から自分への「名義変更」の手続きを行います。

  所有権解除 名義変更
(移転登録)
申請書 -
手数料納付書 -
車検証
印鑑証明書 ○(使用者) ○(新・旧所有者)
委任状 ○(使用者の実印を押したもの) ○(新・旧所有者の実印を押したもの)
譲渡証明書 -
車庫証明書 -
住民票 ○(使用者の住所が印鑑証明と
車検証とで異なる場合)
-
戸籍抄本 ○(使用者の氏名が印鑑証明と
車検証で異なる場合)
-
自動車納税証明書 -
自動車税(環境性能割・種別割)申告書 -
自賠責保険証 - -

申請書、手数料納付書、自動車税(環境性能割・種別割)申告書は陸運支局に揃っています。重要なのは譲渡書類で、この書類には新・旧所有者の住所と名前、旧所有者の実印が必要です。手続きは、新所有者の所在地を管轄する陸運支局で行います。陸運支局の管轄が同じ場合は書類の手続きだけですみ、管轄が異なる場合はナンバープレートが変更となるので車を持ち込みます。ナンバープレートの費用は1,500円程度で、その他に登録印紙代500円、申請書30円程度がかかり、代書屋に入るのならば別途料金がかかります。

結婚して名前と住所が変わったのですが・・・

住所や名前が変わった場合は、「変更登録」を行います。同じ陸運支局の管轄内での変更であれば、書類の申請のみで登録できます。陸運支局の管轄が変わる場合は、ナンバープレートが変更となるので車を持ち込まなくてはいけません。

所有権解除・名義変更(移転登録)に必要な書類

  住所変更 氏名変更
申請書
手数料納付書
車検証
委任状 ○(実印がのぞましい) ○(実印がのぞましい)
車庫証明書 -
住民票 -
戸籍抄本 -
自動車税(環境性能割・種別割)申告書 -

同じ都道府県内の変更なら自動車税種別割は変わりませんが、他の都道府県への住所変更の場合は、登録の翌月から年度末の税金を月割りで支払うようになり、元の都道府県からは自動車税が払い戻されます。管轄が変わる住所変更は、旧ナンバープレートを返納して、新しいナンバープレートを車に取り付けて封印を受けます。ナンバープレートの費用は1,500円程度です。その他に登録印紙代350円、申請書30円程度がかかり、代書屋に代書を依頼する場合は別途料金がかかります。

<軽自動車の場合は?>

軽自動車の場合、自動車検査証記入申請書に必要事項を書き込み、新・旧所有者の住所と名前を記入して認め印を押し、住民票などを用意して申請します。用紙代は手数料込みで80円です。新しい住所が東京23区と大阪市及び特定の市の場合は、車庫証明が必要になります。管轄が異なれば、ナンバープレートが変わりますが封印がないのでナンバープレートを持って行けば、車を持ちこむ必要はありません。ナンバープレート代は普通車と同じです。

車を廃車にするには?

車を廃車にするときには、「抹消登録」を行います。
抹消の手続きには、古くなったり事故などで解体処分にするときの15条抹消と、車検切れなどで一時的に使用を中止する16条抹消があります。15条抹消は車がなくなるので、二度と登録することはできません。16条抹消は車自体がなくなるわけではないので、再び使うことができます。抹消登録は所有者でなければできません。そのため、ローンが残っている場合は残金の支払いを済ませ、「所有権の解除」をしてもらいます。また、ローンの支払いが終わっているのに所有者の名義を変えていない場合は、購入したところで「所有権の解除」をしてもらいます。

抹消登録に必要な書類

  1. 申請書
  2. 手数料納付書
  3. 車検証
  4. 印鑑証明書(所有者)
  5. 委任状(所有者の実印を押したもの)
  6. ナンバープレート
  7. 住民票(所有者の住所が変わっている場合)
  8. 戸籍抄本(所有者の氏名が変わっている場合)
  9. 自動車税(環境性能割・種別割)申告書

申請書、手数料納付書、自動車税(環境性能割・種別割)申告書は陸運支局に揃っています。抹消登録の手続きは、始めにナンバープレートを返納し、申請書類一式を提出します。

<軽自動車の場合>

軽自動車の場合、自動車検査証返納届に必要事項を書き込み、認め印を押して申請します。手続きは普通車と同じで、返納届を出した車を新規検査する予定がある場合は、「一時使用中止」の用紙に検査証の内容を写します。手続きが終わると、一番下の「軽自動車検査証返納確認書」を返してくれます。これは、新規検査をうけるときに必要なので、大切に保管します。用紙は手数料込みで250円です。解体のときは、「滅失または解体」の用紙に記入します。この場合、再度新規検査は受けられなくなります。用紙は手数料込みで30円です。

一回廃車した車にまた乗れる?

乗れます。一度廃車(16条抹消)登録した車に再び乗るには、「新規登録」を行います。抹消した時点で、車検も無効となっているので車検、「新規検査」も同時に受けることになります。

新規登録・新規検査に必要な書類

  普通車 軽自動車
申請書 ○(所有者、使用者の認め印を
押したもの)
手数料納付書
抹消登録証明書
跋渉登録証明書
譲渡証明書 ○(旧所有者の実印を押したもの)
軽自動車検査証返納確認書
印鑑証明書 ○(新所有者・新使用者)
委任状 ○(新所有者・新使用者の
実印を押したもの)
住民票
車庫証明書
自動車重量税納付書
自賠責保険証
自動車検査票
定期点検記録簿

申請書、手数料納付書は陸運支局に揃っています。新規登録は、まず書類の受け付けをし、新規検査の予約をします。その後に、車検のコースで検査を受け、合格してから登録の手続きをします。次に、税申告をして自動車税種別割を払うと、ナンバープレートが交付されます。ナンバープレートを車に取り付けて、封印をうけます。ナンバープレートの費用は1,500円程度で、その他に登録印紙代700円、新規検査に印紙代1,500円程度、重量税、自賠責保険料などがかかります。ナンバープレートの付いていない車は、公道を走れないので陸運支局までキャリアカーで運ぶか、市区町村の役所で仮ナンバーを申請し、それを付けて走ります。

<軽自動車の場合>

軽自動車の場合、新規検査申請書に、返納届の手続きをしたときにもらった軽自動車検査証返納確認書の車に関する内容を記入し、所有者、使用者の住所と名前を書き込み認め印を押します。新規検査は1,400円で、ナンバープレート代は普通車と同じです。

ナンバープレートの取得方法

自分の好きなナンバーを取る事はできる?

できます。平成10年5月から数箇所の陸運支局が試験的に「希望ナンバー制」を導入しました。残りの陸運支局においても平成11年5月には導入されました。(軽自動車は、除く)手続きは、いままでの登録とは別に「希望のナンバーを申請する」という処理が増えます。希望番号には「抽選対象希望番号」と「一般希望番号」があります。自分で選ぶことができるのは一連番号(1~99-99)の部分のみです。

1. 申込に必要なもの

  • 使用者の住所・氏名・連絡先(TEL)
  • 自動車の型式(一般希望番号)
  • 車台番号またはシリアル番号(抽選対象希望番号)がわかるもの(車検証等)
  • 抽選対象希望番号の場合-「抽選対象希望番号申込書(様式1)
  • 一般希望番号の場合-「一般希望番号申込書(様式2)」

2. 希望番号(抽選対象・一般)

  • 4桁以下のアラビ ア数字の部分のみが自由に選べます。
  • 特に人気が高いと考えられる次の13通りの番号については抽選制(月~金曜日受付分を翌週月曜日抽選)とします。
    ※平成16年5月6日から下記番号が抽選対象となります。なお、事業用自動車については抽選対象外とします。

    1788833355577788811113333555577778888

  • 今般、全国一律の 抽選希望ナンバーのほかに、下記の通り、特定の地域名表示に限って、抽選希望ナンバーを設定します。
    ※平成17年5月2日から下記番号が抽選対象となります。なお、事業用自動車については抽選対象外とします。
地域名表示 番号 運輸支局等
品  川 55,77 東京運輸支局
横  浜 1122 神奈川運輸支局
名 古 屋 1122,1188 愛知運輸支局
大   阪 77 大阪運輸支局
神  戸 77,1122 兵庫陸運部

3. 交付手数料(ナンバープレート代)

希望ナンバープレートは、注文製作となるなどの理由から下記の手数料になります。 また、交付手数料は申込みの際に支払うことになります。(詳しくは各センターにお問い合わせ下さい)

  大型ペイントナンバー 中型ペイントナンバー 大型字光式ナンバー 中型字光式ナンバー
東京・神奈川地区品川・足立・練馬・多摩・
八王子・横浜・川崎・相模・湘南
4840円 4100円 6260円 5300円
埼玉・千葉地区大宮・熊谷・所沢・
春日部千葉・習志野・袖ヶ浦・野田
4940円 4200円 6360円 5400円
茨城・群馬・山梨・栃木地区水戸・
土浦・群馬・山梨・とちぎ・宇都宮
5040円 4300円 6460円 5500円

※上記金額は前後面2枚の金額です。
※光式ナンバーを取り付ける場合は、別途「照明器具」が必要となります。

予約手続方法

抽選対象希望ナンバー
「抽選対象希望番号申込書(様式1)」提出
営業時間内受付。申込書は予約センターにあります(無料)
「抽選対象希望番号受付証」の交付
抽選
毎週月曜日午前8:45
当選後「抽選対象希望番号受付証」と引換えに
予約申込み
当選した方は抽選日より起算して6営業日以内に予約申込手続きをしてください。
予約成立(「希望番号予約済証」の交付)
交付手数料(ナンバープレート代)納入後希望番号予約証の交付
プレート作製
登録申請
申請当日、新規登録・移転登録・番号変更登録等の申請書と一緒に手続きをして下さい。(有効期限:交付可能日から1ヶ月間)
登録・プレート交付
一般希望ナンバー
「一般希望番号申込書(様式2)」提出
営業時間内受付申込書は予約センターにあります(無料)
予約成立(「希望番号予約済証」の交付)
交付手数料(ナンバープレート代)納付後、「希望番号予約済証」の交付
プレート作製
交付手数料(ナンバープレート代)納付後、「希望番号予約済証」の交付
登録申請
申請当日、新規登録・移転登録・番号変更登録等の申請書と一緒に手続きをして下さい。(有効期限:交付可能日から1ヶ月間)
登録・プレート交付
交付手数料(ナンバープレート代)納付後、「希望番号予約済証」の交付
  • 休業日:土曜日、日曜日、祝日、及び12月29日から1月3日
  • 受付時間:AM8:45~12:00PM1:00~4:30(即日受付)
  • 受付方法:管轄区域内の各希望ナンバー予約センターで受付致します。
ナンバープレートを紛失してしまったら?

ナンバープレートを紛失したり破損したときは、警察へ紛失あるいは盗難届けを出して受理番号をもらいます。そして、管轄の陸運支局で「自動車登録番号の変更」という手続きをし、ナンバープレートを2枚とも新しいものに変えます。手続きには書類の他に、「理由書」が必要になります。理由書には、警察への届け出と同じ「なくなった年月日と場所」「届け出をした警察署と受理番号」「手続き終了後にナンバープレートが見つかった時は、すぐに陸運支局に返却します。」という誓約文を書き、使用者(所有者と違う場合は双方)の住所、名前を記入して印鑑を押します。

※自動車登録番号の変更に必要な書類

  1. 車検証
  2. 理由書
  3. 委任状(所有者の印鑑を押したもの)
  4. 残っているナンバープレート

委任状に所有者の実印を押したものが必要です。新しい車検証が発行されたら、ナンバープレートを受け取り、車に取り付け封印をうけます。ナンバープレートの費用は1,500円程度です。ナンバープレートの付いていない車は、公道を走れないので陸運支局までキャリアカーで運ぶか、市区町村の役所で仮ナンバーを申請し、それを付けて走ります。

<軽自動車の場合>

軽自動車の場合は、自動車検査記入申請書に必要事項を記入し、認め印を押します。用紙代は手数料込みの80円で、ナンバープレート代は普通車と同じですが、封印がないので車を持ちこむ必要はありません。

車にかかる税金について

自動車税種別割とは?

自動車税種別割とは、毎年4月1日に車の所有者(クレジットで購入の場合は使用者)に対して登録してある住所の都道府県税として課税されるものです。乗用車の場合は総排気量が大きくなるほど税額も高くなります。 また、貨物車の場合は最大積載量が重くなるほど税金も高くなります。

  • ※1 貨客兼用車は総排気量と最大積載量によって課税されます)年度の途中で購入した場合の新規登録(新車またはナンバーが付いていない車の中古新規)及び移転登録(他府県からの転入)・変更登録(他府県からの住所変更)をすると、その翌月から年度末までの金額を納税します。
  • ※2 4月1日の時点で1年分納税されている方で年度途中で他府県への転出や抹消登録をすると未経過分はその方に還付されます。ちなみにガソリン車は初度登録から14年目、ディーゼル車は初度登録から12年目より10%増で課税されます。
    • ※1 貨客兼用車とは、荷物を載せるか載せないかで乗車定員や最大積載量などが変化する車のことです。 車検証の内容としては乗車定員や最大積載量などに数字が2通り記載されます。(カッコ付けされます)
    • ※2 18年4月1日より自動車税の月割の仕組みが廃止されました。それにより還付制度そのものが無くなります。(廃車のときのみ還付される)

軽自動車の場合

軽自動車税種別割とは、毎年4月1日に車の所有者(クレジットで購入の場合は使用者)に対して登録してある住所の市町村税として課税されるものです。自動車税とは違い、もともと月割の仕組みが無いため年度途中での課税はされません。また還付制度もありません。

自動車税種別割・軽自動車税種別の納税期限はその年の5月31日です。尚、継続車検を受ける時や車を売却する時は納税証明が必要になりますので大切に保管しましょう。

自動車税(種別割)の金額一覧

この表は注意点は、車の購入時期によって異なる金額が課税されるようになったことです。消費税増税が2019年10月1日から行われ、それに伴い2019年10月には税制改正があったからです。

排気量 2019年9月30日以前に新車登録 2019年10月1日以降に新車登録 新車登録から
13年以上
1,000cc以下 29,500円 25,000円 約33,900円
1,001〜1,500cc 34,500円 30,500円 約39,600円
1,501〜2,000cc 39,500円 36,000円 約45,400円
2,001〜2,500cc 45,000円 43,500円 約51,700円
2,501〜3,000cc 51,000円 50,000円 約58,600円
3,001〜3,500cc 58,000円 57,000円 約66,700円
3,501〜4,000cc 66,500円 65,500円 約76,400円
4,001〜4,500cc 76,500円 75,500円 約87,900円
4,501〜6,000cc 88,000円 87,000円 約101,200円
6,001cc以上 111,000円 111,000円 約127,600円
自動車重量税とは?

自動車重量税とは、新車と中古車の新規車検や継続車検を取る時課税される税金で乗用車・貨物車・特殊用途車などの用途別に算出方法や税額が違います。(別表参照)この重量税は廃車にした場合のみ未経過分の還付が受けられます。

  1t以下 1~
1.5t以下
1.5~
2t以下
2~
2.5t以下
軽自動車
3年 37,800円 56,700円 75,600円 94,500円 13,200円
2年 25,200円 37,800円 50,400円 63,000円 8,800円
1年 12,600円 18,900円 25,200円 31,500円 4,400円
環境性能割ってどんな時にかかるの?

環境性能割とは売買で車を取得したときにかかる税金です。「割」という表現が使われていますが、購入時における割引制度や優遇制度ではありません。
環境性能割が施行されたのは令和元年度税制改正が行われた2019年10月1日です。環境性能割は自動車税や軽自動車税と同じように地方税に分類されており、各都道府県が税金を徴収します。軽自動車の環境性能割の課税団体は各市区町村です。ただし、各都道府県が市区町村の代わりに徴収します。

リサイクル法について

リサイクル法について

リサイクル料金等情報ページ

詳しくはこちら

自動車用語辞典

車のスタイルについて

よく「セダン」や「クーペ」など車のスタイルを表す単語を耳にしますが、どんなスタイルの車なのでしょう?

コンパクト
コンパクト
リアハッチをもち、ワゴンほど室内が広くないボディタイプです。ドアの枚数は主に3ドアと5ドアがあり、乗車定員は4~5人が一般的。トールタイプと呼ばれるボディタイプもここに含まれます。
例えばこんな車:トヨタ・アクア、日産マーチ、ホンダフィット など
セダン
セダン
エンジンなどが納まるフロント部と客室、そして荷室が仕切られた3BOXと呼ばれる形に、前席2、後席2の合計4枚のドアを有するクルマです。乗車定員は4~5人。タクシーに使われたり豪華な装備を満載した高級車も多くあることなどから、人を乗せ快適に移動することに注力したクルマです。街乗りからロングドライブまで快適にこなし、荷室にはゴルフバッグやベビーカーなど大きなものも積める、1台で何役もこなせる万能タイプです。
例えばこんな車:トヨタクラウン、日産シーマ、レクサスLS、IS など
ステーションワゴン
ステーションワゴン
セダンの荷室を延長拡大し、リアハッチを採用しているので、形的には2BOXとなります。走行性能や取り回しはセダンに近く、それに広い荷室がプラスされています。乗車定員は4~5人、排気量は2~3Lが一般的です。
例えばこんな車:スバルレガシィワゴン、ホンダアコードワゴン、日産ステージア など
ミニバン 1BOX
ミニバン
1BOX
3列シートを持ち6~8人乗れるクルマです。形は横から見ると長方形に近い1BOXとフロントノーズが少し出っ張っている1.5BOXが一般的。特徴的なのがリア側のドアの形式。外側に開くタイプとスライドするタイプに大別されます。また、使い方に合わせたシートアレンジが可能なのも大きな特徴です。
例えばこんな車:トヨタアルファード、トヨタノア、日産エルグランド など
SUV クロカン
SUV
クロカン
クロカンはクロスカントリーの略で、悪路走破性を高めるため、最低地上高(地面からボディ底部までの高さ)が高く、4輪全てに動力を伝える4WDを採用しているモデルのこと。ジープなどの軍用車両が起源といえます。 SUVはクロカンの悪路走破性にセダンやスポーツカーの走行性能や快適性をプラスしたクルマです。スタイルもラフすぎずフォーマルな場所にも乗っていけるのが特徴。乗車定員は4~7人と幅広く、ボディサイズも排気量も種類が豊富です。
例えばこんな車:トヨタハリアー、トヨタランドクルーザー、三菱パジェロ など
クーペ
クーペ
2ドアの2~4人乗りが一般的です。また、エンジンをフロントに置き前輪を駆動するFFと、後輪を駆動するFR、4輪全てを駆動する4WDの他に、車体中央に置き後輪を駆動するMR(ミッドシップ)などバリエーションが豊富です。
例えばこんな車:トヨタ86、日産フェアレディZ、ホンダインテグラ など
オープン
オープン
乗車定員は2人乗りと4人乗りの2タイプが一般的。幌はソフトトップとメタルトップの2種類、開閉方式も電動と手動の2種類あります。エンジンの搭載位置と駆動方式の組み合わせはクーペ同様3タイプです。
例えばこんな車:マツダロードスター、トヨタMR-S、ホンダS2000など
軽自動車
軽自動車
全長3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2.0m以下、排気量660cc以下という規格の自動車。維持費が安く軽自動車税種別割は年額で10,800円、自賠責保険(25ヶ月)が18,040円です。コンパクトより合計で25,000円以上安く上がります。ハッチバックタイプ、トールワゴン、クロカンタイプなどいろいろ選べます。
例えばこんな車:スズキワゴンR、ダイハツムーヴ、三菱ekワゴン など
バン
バン
ミニバン、ステーションワゴン、クロカンと同じ形のものが多く、1ナンバー(自家用普通貨物車)か4ナンバー(自家用小型貨物車)が付くクルマです。
例えばこんな車:トヨタハイエースバン、日産キャラバンバン など
その他
その他
トラック、ダンプ、キャンピングカーなど特殊なスタイルはこちらでまとめています。
例えばこんな車:トヨタダイナ、いすゞエルフ など
トランスミッションとは
オートマ、マニュアル車という呼び方をよく耳にしますが、変速機のことを言います。信号がすくない地域ではマニュアル車が多く、信号の多い地域(日本を含む)ではオートマ車が多いのは、変速の仕方の簡便さにあります。
サスペンションとは
車輪と車体をつなぎ、路面からの衝撃や振動が車内にいる人(モノ)に伝わるのを防ぐ装置のことをいいます。またタイヤを常に路面に接地させる役割もあります。
前輪駆動とは
フロントエンジン・フロントドライブ(FF)とも呼びます。車の前部にエンジンがあり、前輪を駆動します。トランクルームのスペースを広く使用できるところにメリットがあります。
後輪駆動とは
フロントエンジン・リアドライブ(FR)とも呼びます。車の前部にエンジンがあり、後輪を駆動します。快適なドライブライフを送りたい方にはこちらがお勧めです。
ミッドシップ(MR)とは
車体中央にエンジンがあり、後輪を駆動します。2シーターにあるタイプです。